2/16になった瞬間、画面に現れたのは「16(SAT)00:00:00」の文字と、クラッカーをならすイイ男たち。
オダギリ氏26回目の誕生日を祝うために集まったのは、ジョー&サンチュ&マエチン&ユーキ&ヒロの仲良し5人組、その名も「ツァーイ」(だったハズ/笑)。俳優養成所の同期生で、当然全員、役者さんです。
スタジオの中をパーティションで小部屋に仕切り、テーブルを2対3で挟んでクッションに座っている姿は、まさしく居酒屋の座敷・・・。(向かって左奥から、サンチュくん・山田くん・マエチンさん、右奥から、番組の立会人(?)中身は謎のカッパの着ぐるみさん・オダギリ氏・ユーキさん)
山田くん(ヒロ)の「一番いい誕生日にしようね」という言葉の元、(今のところ)和気あいあいと番組はスタートしたのでした。
☆オープニング☆
ジョー:「ちなみに、ぼくが一番仲いい5人なんですけども。」
などと司会進行する、主役なハズのオダギリ氏。オリーブグリーンの髪をリーゼントに整え、黒いTシャツに白黒の花柄のようなプリントジャケットを着こなし、今日もイケてます。(プッ)
その脇で、山田くん・ユーキさん・マエチンさんの3人は、話を聞きながらも、散らかったクラッカーの中身を筒に戻したり、紙テープで指遊びをしたり。 (緊張感持てよ・・・)と母の心でつぶやくわたしをあざ笑うかのように、
ジョー:「まぁ、それは後ほどね。」 と、一番楽しみにしていた仲間の紹介を、いともあっさりと通過。
それでも、とうとうと説明を続けるオダギリ氏に、マエチンさんが一言。
マエチン:「ものすご、オヤジ口調だけど大丈夫?」
A型人間の前川氏、こういうところに気を遣ってしまいます。親友のイメージダウンを心配しているのでしょうか。
もちろんその後、仲間の紹介の事など、オダギリ氏の脳細胞からキレイさっぱり消えて無くなったの言うまでもありません。
☆バースデープレゼント贈呈☆
サンチュ:「じゃあ、オレからいっていいすか?」 と、さっそく持ってきた紙袋を探るのは、黒い革ジャンに黒縁メガネ、迷彩柄の変わった形のパンツを履いた、おしゃれなSAN-SHUくん。
ヒロ:「出たがりだなー」
ジョー:「出たがりなんだ、こいつなー」 などという冷たい言葉にもめげず、
サンチュ:「これは希望を込めて。なんて言うの?オダギリさんに、ちょっと変わってほしい。」 と、ワクワクしながらオダギリ氏に包みを渡します。(なぜ渡す方のサンチュくんがワクワクしているのか?それは、サンチュくんがとても純真な心の持ち主だから。・・・・・だと思う、たぶん。)
オダギリ氏がビリビリと紙包みを破くと、出てきたのは『3人用テント』。
ジョー:「おまえ、えーっ!おまえ、ぼくが引きこもりなの知ってるよなぁ。しかも3人用。こん中で2人抜けるよなぁ。」 と言いつつ嬉しそうです。
実はサンチュくん、もうひとつ用意していて、そちらの方はテントに付き物の『ランタン』。
ジョー:「行こうよ、みんなで。たぶん順番だけど。たぶん、好きなヤツとか多くなるけど。」
ヒロ:「オレはジョーのこと好きだよ。」
サンチュ:「(山田くんに)安いなーっ!」 友情の安売り、山田浩。
なんだかんだ言いつつ、
ジョー:「案外うれしい。」 とご満悦のオダギリ氏に、とても嬉しそうなサンチュくんでした。
余談ですが。包みを開けるとき、ビリビリとダイナミックに紙を破るオダギリ氏に、マエチンさんがツッコミ。
マエチン:「アメリカ的な開け方ー。」 いえいえ、そんなところも魅力です、オダギリ氏。
2番手は、真っ赤な革ジャンがとてもワイルドな、マエチンこと前川正行氏。赤いビニール袋の口をリボンで結んだ、包みからしてインテリジェンスな(?)献上品です。うーん、さすが学習院大卒。
ジョー:「マエチン、これかなり本気でしょ。」
マエチン:「かなり。」
ジョー:「店がだって、本気だもん。」 袋には、TOKYU
HANDSの文字。
ジョー:「ほら、時間差攻撃のクリスマスみたいな・・・。」 君ねぇ。
マエチンさんからのプレゼントは、『アロマテラピー版のお茶』。さすがです。マエチンさんは、ツァーイとは別のところで創造集団を創って活動されているだけあって、(ちなみにサンチュくんもその一員)、センスがおしゃれ。
しかし、アロマポットの使い方がわからず、炉とお皿を組み立てられないオダギリ氏。
マエチン:「ギャグでしょ?」
番組あたまから、大人なツッコミを放ち続けるマエチンさんは、落ち着きがあって素敵です。(ここまで読んで、お気づきの方も多いかと思いますが、わたしは前川氏の熱烈なファンです。)
ジョー:「あ、いーねぇ、これ。」
ヒロ:「何点?」
ユーキ:「キツイって、それ。」
ヒロ:「やめた方がいいよ。」 君が言ったんだ、君が。
ジョー:「だってほら、5人合わせて『トモダチ!』でしょ?」
新グループ名、『トモダチ!』に決定。
お次は、ジャージ姿のユーキさんこと結城貴史氏。もちろん、ジャージと言っても、そんじょそこらのあんちゃんが着ている、イナカジャージではありません。流行の最先端を行く、おしゃれなジャージです(ほんとかよ)。背格好がオダギリ氏ととてもよく似ていて、昔オダギリ氏がTV・雑誌に私服で登場しいてた頃を思い出します。ジャージ、ピタシャツ、ジーンズ、下駄が定番。それがまた、かっこいい。
ユーキ:「本気で、これ絶対イイよ!お互いドラマーとしてね。」 と言って箱から出したのは、『ボンゴ』。
さすがVシネマやドラマ、映画などで活躍している結城氏、プレゼントが高級です。
ジョー:「すっげ!ぼくさぁ、これ欲しいっていってたじゃない。」
ユーキ:「言ってたよね!?」
ジョー:「で、キューバ行ったじゃない。買ってきた!」 「あっ・・・」と顔全体が言っているユーキさん。
ユーキ:「買ったっていうのも、聞いた気もした、オレ・・・。」
ヒロ:「あー、被っちゃった。」
サンチュ:「被っちゃったんだ。」 ・・・悪魔め・・・。
マエチン:「4つあると、動きに幅が出るよね。」 ああ前川さん、一生付いて行きます(涙)。
オダギリ氏からも優しいなぐさめの言葉をもらったものの、いまいち立ち直れないユーキさん、
ユーキ:「ごめん、本気で引いたな、オレなー、自分に。」 でも、心は伝わったよ、結城さん?
トリを飾るのは、オダギリ氏の大親友、元ルームメイトの山田浩氏。またの名を「七夕ヒロシ」。
真っ黒な髪の毛に色白肌つぶらな瞳、ブラウンの上着に身を包み、見た目はいたく好青年なイメージです。
ええ、見た目は。
しばしポケットの中をごそごそと探る山田くん、取り出したるは、なんと『カメ』。しかも無包装(あたりまえ)。
ジョー:「なんだよコレ!おい!」
ヒロ:「あー!かわいーーー♪!!」 無邪気に手をたたきながら、自画自賛の山田くん。
ユーキ:「おまえ、ポッケに入れとくなよ!」
ヒロ:「癒し系。」
ジョー:「おまえ、持ってきたのコレ、埼玉から?」
ヒロ:「一番元気なかったの、コレ。」 一等賞だよ、君が一等賞だ・・・。
このあと、カメくんは『ヨーイチ』というありがたい名前を拝して、カッパさんの手の上に落ち着きました。
しかしこの時、テレビの前のわたしは、この山田浩という男をまだ甘く見ていたのでした・・・。
☆番組の説明☆
ジョー:「5人合わせて『ミズシラズ』じゃん?オレら。」 グループ名変更。
ジョー:「5人合わせて!」
全員:「ミズシラズー!」 最強のチームワークです、この人達。
ここで、番組の内容をオダギリ氏が説明。要約すると、事前に持ち寄ったお題について、賛成派と反対派に分かれて討論をする。しかし、賛成派・反対派は、自分の意見とは関係なく、くじ引きで決める・・・というものです。
ジョー:「番組名は、『オダギリジョーの誕生日スペシャル・舌』。」
ヒロ:「なんで舌なのー!?『ミズシラズ』じゃないのー?」
ジョー:「『ミズシラズ』はグループ名。」
『舌』が9ヶ月半ぶりに、姿を変えて帰ってきました。
続く >>>